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中学生向けタブレット学習 進研ゼミ・Z会・スマイルゼミの徹底比較

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進研ゼミ ハイブリットコースのタブレット!

タブレット学習に特化したスマイルゼミが人気のせいか、通信教育大手の進研ゼミZ会も、最近のパンフレットを見ると中学生向けコースはタブレット学習が中心になっています。

となると、中学生の子を持つ親として、

そもそもタブレット学習って何

進研ゼミ・Z会・スマイルゼミのタブレット学習なら、どれがいいの

と、気になるところです。

調べてみると、3社には共通点もあり、明確な違いもありました。

そこで本記事では、そもそもタブレット学習とは何かをまとめ、進研ゼミZ会スマイルゼミのタブレット学習を比較します。

テキスト中心のコースを含めた中学生向け通信教育の主な7社の比較は、こちらの記事で解説しています。

目次

タブレット学習の特徴

そもそもタブレット学習とは

まずはそもそも、タブレット学習って何?が、50代の私の率直な疑問です。

スマイルゼミの体験会に参加したり各社の資料を見たりして、こうだとわかりました。

タブレット学習とは
  • タブレットを使って講義の動画を見たり音声を聴いたり(=インプット)するだけでなく、タブレット上に問題が出て解答(=アウトレット)もする学習法
  • 勉強が得意な子がさらに学力を伸ばすことにも、勉強が苦手な子がゲーム感覚で学ぶことにも対応

なんとなく「タブレット学習? 勉强の苦手な子がゲーム感覚でするんじゃないの?」と思っていたのですが、勉強が得意な子にも対応するのか!と、驚きました。

メリット

続いて、タブレット学習のメリットです。

  • 講義映像・写真・3D・アニメ・リスニングなど、ビジュアル教材音声教材で学べる
  • 学習できる範囲が広くどの教材も、少なくとも現学年の学習内容のすべてを公開していて、先取りも復習も自分のペースでできる
  • 問題の回答をタブレットがすぐに採点してくれる
  • 何度でもやり直しができる
  • 消しゴムのカスが出ない

親としても、タブレットがすぐに採点してくれて丸付けをする必要がないのがありがたいですね。

さらに進研ゼミ・Z会・スマイルゼミの3社は、専用のタブレットを用意し、記述式の問題にデジタルペンで手書きで解答することができます(※Z会はiPadにも対応)

スタディサプリ・デキタス・すららなど他社には専用のタブレットがなく、手書きで解答する学習はできません。

デメリット

タブレット学習のデメリットとはっきり言えるのは、この3つです。

  • 初期費用としてタブレット代金がかかる
  • テキストに比べ勉強の進捗が親からわかりにくい
  • 家にWi-Fiの環境が必要

受講開始時にタブレット代金として、スマイルゼミ10,978円Z会19,800円を支払います(分割あり)。

進研ゼミは初期費用はありませんが、6ヶ月未満で退会やテキストコースに変更すると9,900円を支払う必要があります。

また友人の子がスマイルゼミで学んでいるのですが、子どもは勉強していると言っていたのに全然やっいてなかったという事件がありました。

テキストやノートに手書きする勉強に比べて、親から進捗がわかりにくくなります。

その他、理解度の心配や目に悪いなどの情報もありますが、一概にそうとも言えないと考えここでは取り上げないことにします。

進研ゼミ・Z会・スマイルゼミのタブレット学習を比較

専用タブレットの特徴

まずは、各社の専用タブレットの特徴から比較します。

進研ゼミZ会スマイルゼミ
画面サイズ10.1インチ10.1インチ10.1インチ
重さ630g530g550g
デジタルペン付属
専用カバーありなしあり
外部ネット接続×◯(制限可)
手をついて書ける
市販タブレットの利用×◯(iPadのみ)×
進研ゼミ
画面サイズ10.1インチ
重さ630g
デジタルペン付属
専用カバーあり
外部ネット接続×
手をついて書ける
市販タブレットの利用×
Z会
画面サイズ10.1インチ
重さ530g
デジタルペン付属
専用カバーなし
外部ネット接続
手をついて書ける
市販タブレットの利用◯(iPadのみ)
スマイルゼミ
画面サイズ10.1インチ
重さ550g
デジタルペン付属
専用カバーあり
外部ネット接続
手をついて書ける
市販タブレットの利用×

3社で同じ点は、画面の大きさデジタルペン付属手をついて書けることです。

手をついて書けることを特にスマイルゼミがアピールしていましたが、2021年版から3社同等になりました。

<進研ゼミ>

進研ゼミ チャレンジパッドNeo
※パンフレットより

<Z会

Z会 専用タブレット
※ホームページより

<スマイルゼミ>

スマイルゼミ 専用タブレット
※パンフレット

3社のタブレットの違い

違いは次の3点です。

進研ゼミは外部サイトへのインターネットの接続が一切できない

進研ゼミのタブレットは、外部に一切接続できません。

進研ゼミ チャレンジパッドNeo

スマイルゼミはAndroidモードで外部サイトに接続できますが、親が制限をかけて利用しないこともできます。

部屋に持ち込んだときに外部サイトに接続できないのは安心ではありますが、中学生なら本人に任せていいような気もします。

Z会はiPadも使える

すでにiPadとデジタルペンを持っているなら、Z会はすぐにタブレットコースの勉强を始めることができるのは魅力ですね。

Z会には専用カバーがない

Z会はいまのところ専用ケースがないので、別途用意する必要があります。

スマイルゼミの体験会で実際にタブレット学習をして、落下防止や、机の上にラフに置いても問題がないように、カバーは必須だと感じました。

学習範囲

続いて、教科や学年などタブレットで学習できる範囲の比較です。

進研ゼミZ会スマイルゼミ
教科5教科セット1~5教科9教科セット
学習できる範囲中1~3のすべて 中1~3のすべて中1~現学年のすべて
講師の添削指導ありありなし
ライブ授業ありなしなし
進研ゼミ
教科9教科セット
学習できる範囲中1から中3のすべて
講師の添削指導あり
ライブ授業あり
Z会
教科1~5教科
学習できる範囲中1から中3のすべて
講師の添削指導あり
ライブ授業なし
スマイルゼミ
教科9教科セット
学習できる範囲中1から現学年のすべて
講師の添削指導なし
ライブ授業なし

5教科は英語・数学・国語・理科・社会で、9教科は5教科+実技4教科(保健体育・美術・音楽・技術家庭)です。

Z会のみ、1教科から選択できるのが大きな違いです。

Z会の実技4教科(保健体育・美術・音楽・技術家庭) 対策は紙の冊子(無料)で、タブレットでの学習はないようです。

また、進研ゼミZ会は、従来からの講師の添削指導をタブレットで実現しています。

細かなフィードバックが受けられそうでいいですね。

加えて進研ゼミはオンラインでライブ授業があり、盛りだくさんです。

退会後はどうなる?

退会したら教材やタブレットはどうなるのか、気になります。

進研ゼミZ会スマイルゼミ
教材の利用中学3年生の3月中旬まで◯×
×
Android端末としての利用  ×ネットブラウズ専用として◯(アプリのダウンロード不可)
進研ゼミ
教材の利用中学3年生の3月中旬まで◯
Android端末としての利用 ×
Z会
教材の利用×
Android端末としての利用 ネットブラウズのみ◯(アプリのダウンロードは不可)
スマイルゼミ
教材の利用×
Android端末としての利用

受講期間に学習した教材を退会しても見られるのは、進研ゼミだけです(中学卒業まで)。

Z会とスマイルゼミは、退会してしまうと教材を全く利用できないのは辛い…。

スマイルゼミについてはネット上では教材を見られるという情報がありましたが、コールセンターに電話で確認したところ、公式には見ることはできないということでした。

逆に進研ゼミのデメリットは、タブレットが外部に接続できないので、中学卒業後に使い道がないことです。

メリット、デメリットをよく考える必要がありそうです。

費用

最後に、費用を確認します。

進研ゼミZ会スマイルゼミ
受講の月額7,6702,380~9,9008,580
タブレットの費用0!19,80010,978
補足6ヶ月未満で退会の場合は9,900円を支払う12ヶ月未満で退会の場合は+10,000円を支払う6か月以上、12か月未満で退会の場合は+7,678円、6か月未満で退会の場合は +32,802円を支払う
進研ゼミ
受講の月額7,670
タブレットの費用0!
費用の補足6ヶ月未満で退会の場合は9,900円を支払う
Z会
受講の月額2,380~9,900
タブレットの費用19,800
補足12ヶ月未満で退会の場合は+10,000円を支払う
スマイルゼミ
受講の月額8,580
タブレットの費用10,978
補足6か月以上、12か月未満で退会の場合は+7,678円、6か月未満で退会の場合は +32,802円を支払う

Z会の受講の月額は、1教科で2,380円、5教科セットで9,900円です。

進研ゼミは、6カ月継続が前提でタブレット代が0円です!

3社の中で5教科セットで一番安価な上に、タブレットまで0円とは、費用面ではとても魅力的ですね。

おすすめは「進研ゼミ ハイブリットコース」

タブレット学習をするなら、そもそもタブレットの使い勝手が悪ければ勉强の能率が格段に落ちてしまいます。

手をついて書けるなどの使い勝手でスマイルゼミが先行していたところ、2021年版からで進研ゼミとZ会が追いついた感じですね。

とすると、3社で一番魅力を感じるのは、進研ゼミです。

こんな点がおすすめのポイントです。

  • 中1から中3までの全範囲を全教科で学べる
  • 赤ペン先生の添削を受けられる
  • 途中退会しても中学卒業まで教材の利用が可能
  • タブレットで学ぶ以外に、オンラインのライブ授業がある
  • 暗記用などで紙の教材もある
  • 5教科セットで一番安価で、かつ、6カ月続けるとタブレット代が0円

進研ゼミのタブレット学習を体験してみた

進研ゼミ様からタブレットをお借りし、タブレット学習を体験することができました。

デジタルペンで手書きする問題をやってみたところ、反応速度や書き心地が自然で、これならスムーズに勉強ができるなと実感しました。

月のはじめには、当月取り組むカリキュラム自由に設定することができます。

ホーム画面がこちら。

英語を選択した画面です。

中学1年生から中学3年生までのカリキュラム自由に勉強できるようになっています。

進研ゼミなら6ヶ月継続でこんなタブレットを初期費用が0円で使えるとは、驚きです。

以上、進研ゼミ・Z会・スマイルゼミの中学生講座のタブレット学習を比較した情報でした。

\ 各社の公式サイト /

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